FFP型フェイスドライバーはドライブディスクと独自のメカクランプ機構により
旋削・ハードターニングから研削まで幅広く使用できる優れものです。
FFP型は摺動するセンターピンで芯間を支持しながら芯押し台側からの推力によってワーク端面をクランプする機構のフェイスドライバーです。このタイプでは高精度加工が期待出来ます。
FFP型フェイスドライバーの特長
- 主軸回転トルクを最大限に伝動し、重切削にも適しています。
- 加工基準はワーク端面のセンター穴となり、長手方向の仕上げにも適しています。
- 材料端面のいびつな形状にもクランプ可能なドライブディスクを採用
- ドライブディスク交換により広範囲の材料径に対応
- 加工後のワーク外周の振れ精度は0.005mm-0.015mmが期待ができます。
- ドライブディスク採用によりクイック段取り替えと省力化を実現
- 消耗部品を最小限に抑え、コストを抑制
FFPタイプ
主軸直付けタイプ機械にはアダプターを介さず主軸へ直接取り付けとなります。主軸端規格DIN702-1(55028)